なぜ「講座の中身はいいのに売れない」のか?──“教育者目線”がズレを生む瞬間とは
■「こんなに良い講座なのに、なぜ申し込みが入らないのか…?」
これは、講座づくりに真剣に取り組んだ人ほど、一度は突き当たる壁です。
教材も丁寧に作った。構成も自信がある。伝えたいことは山ほどある。
…それなのに、なぜか売れない。申し込みにつながらない。
この違和感の正体はどこにあるのでしょうか?
実はこの現象、多くの講師や教育者が陥る「教育者目線のズレ」に原因があります。
本記事では、講座販売でつまずく“ズレの瞬間”と、それを修正するための視点についてお伝えします。
■「伝えたいこと」と「買いたいこと」は違う
講師や教育者は、内容にこだわります。
正しい知識を伝えたい、体系的に理解させたい、わかりやすく教えたい。
その姿勢自体は素晴らしいですし、学習効果にも大きく関わります。
ですが、講座が“売れるかどうか”に直結するのは、
**「その人が今、欲しいと思っていること」**です。
✅ たとえば──
- あなた:「体系的にマーケティングを学べる動画講座です」
- 相手:「とにかく今月、1本でも売れる講座にしたい…」
このように、“伝えたいこと”と“相手が求めていること”にズレがあると、どれだけ中身がよくても、買われません。
■「教える順番」と「売る順番」は違う
もうひとつのズレが、「順番」にあります。
教育者は、「基礎から順に」教えようとします。
ですが、受講者が本当に気になるのは、
- 「それ、今の自分に必要なの?」
- 「実践できるイメージが湧かない」
- 「効果があるのか不安」
つまり、「結果が出るまでの具体像」が見えないと、申し込むまでに至らないのです。
✅ 例:売れる構成の順番
- ✅ 受講後どう変わるのか(ビフォー→アフター)
- ✅ 受講する理由(不安の共感・目的の明示)
- ✅ だからこそ、この講座(中身紹介は最後)
中身の説明は後回しでOK。
むしろ最初から中身だけ語ると、“またか…”と思われて離脱されます。
■ 講師視点でやってしまいがちな「3つのズレ」
- 「伝えたい内容」が先行し、相手の悩みに共感していない
- 「良い教材」がある=売れると思い込んでしまう
- 「伝わったつもり」で、購入の不安を取り除いていない
■ 売れる講座に必要なのは「教育目線 × ビジネス視点」
売れる講座の設計では、「講師の意図」よりも「受講者の行動」がすべてです。
- そのページを読んだとき、“自分ごと”になるか
- 説明を読んで、“申し込んでも大丈夫”と安心できるか
- 受講後の変化が、“リアルに想像できるか”
この3つが揃っていれば、売上はついてきます。
そして、それは教育者としての「教える力」とは、別のスキルです。
■ 「どう直せばいいのか?」──まずは“伝え方”から
中身が良いからこそ、売れないのは悔しい。
でも逆に言えば、「伝え方」が整えば、今の講座でも十分売れる可能性があります。
✅ 修正ステップのヒント
ステップ | やること |
---|---|
① ゴール視点で構成を見直す | 誰が、どんな変化を得られるかを最初に示す |
② 不安に答える設計にする | よくある質問・失敗パターンなどをLPに追加 |
③ 「教育」ではなく「提案」する意識を持つ | 教えるより、“選ばれる理由”を語る意識へ |
■ 私も最初は“ズレていた”
私自身も、公務員講座を販売していた頃は、
「授業は分かりやすいのに、なぜ売れない?」という壁に何度もぶつかりました。
でも、伝え方を変え、信頼構築の順番を見直しただけで、
成約率が一気に変わった経験があります。
- 中身が良い=売れる、ではない
- 中身が良い × 伝え方が伝わる=売れる
これを実感してから、ビジネスとして安定するようになりました。
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▽まとめ
- 売れない原因は「中身」ではなく「伝え方」にあることが多い
- 教育者目線だけでなく、「受講者の行動・心理」に視点を移す
- 修正するなら、まず「誰に、どう変化を与える講座か」から見直すべき
あなたの講座が、もっと多くの人に届くよう、伝え方から一緒に整えていきましょう!
