動画講座を“教材のように作ってしまう”人が陥る落とし穴とは？
office-seis■ それ、誰のための講座になってますか？
動画講座を作ろう！と思ったとき、
多くの人が「分かりやすい説明をしよう」「役立つ内容にしよう」と考えます。
もちろんそれは正解です。
ですが、**「それって、本当に買う人が見たいもの？」**という視点が抜けていると…
せっかく作ったのに、売れない。
再生もされない。
途中で離脱される。
──という残念な結果になってしまいます。
今回の記事では、“教育”と“販売”の目的の違いに触れながら、
講座を「売れる形」で構築するための視点をまとめてお伝えします。
■ 「教材」と「動画講座」は似て非なるもの
まず大前提として、
**教材（＝知識を伝えるもの）**と
**動画講座（＝行動・変化を促すもの）**は、役割が違います。
| 種類 | 目的 | 成功の基準 |
|---|---|---|
| 教材 | 情報や知識を網羅して伝える | 正確さ・網羅性 |
| 動画講座 | 視聴者の理解・行動を促す | 実践・変化・成果 |
つまり、「分かりやすく情報を整理した講義」では売れない。
受講者の“変化”がイメージできる動画講座でなければ、申込みにはつながりません。
■ 落とし穴①：知識を教えることに集中してしまう
特に教員・講師経験者に多いのがこのパターンです。
講座を作ると、どうしても「正確に、体系的に」伝えようとします。
でも、買う側は「テストで点を取りたい」「売上を上げたい」「面接に通りたい」など、
目的達成のための“最短の道筋”を知りたいのです。
▶ 解決策：「情報」ではなく「道筋」を見せる構成に
- 最初に「ゴール（成果）」を示す
- ゴールに向かう“3ステップ”のような道筋で全体設計する
- 難しい話は細分化し、必要なら資料で補う
■ 落とし穴②：「分かる」を目指してしまい「やる」まで設計していない
「この講座、分かりやすいです！」
──と言われても、それだけで終わると意味がありません。
本当に大事なのは、**「見たあとに手を動かしたくなるか」**です。
▶ 解決策：「見る→考える→やる」の設計を入れる
- ワークや問いかけを動画内に組み込む
- 「◯分以内に書き出してみてください」と明確なアクション指示
- ワークシートPDFとセットにし、「書く前提」で構成する
■ 落とし穴③：全体が“淡々と”していて、誰でも離脱してしまう
知識を丁寧に話していても、トーンが一定だったりスライドが動かなかったりすると、
ユーザーはすぐ離脱します。
動画講座は「セミナー」や「ライブ感」の要素も必要です。
▶ 解決策：「感情」や「共感」を先に届ける構成に
- 冒頭に「よくある失敗例」「あるある」を提示し、共感させる
- 話すスピードや抑揚に緩急をつける
- 時折、講師自身の経験談やつまずきエピソードも挟む
■ 売れる動画講座に共通する「構成の型」
ここで、私が講座販売支援の中でよく使っている「売れる動画講座の型」をご紹介します。
🎥 ミツ式・売れる動画講座の構成（1講義あたり）
- 冒頭3分：問題提起と共感
- 「あなたはこんな悩みありませんか？」
- 「多くの人がここでつまずきます」
- 中盤：原因解説と“ズレ”の明確化
- 「それが起きる理由は〇〇です」
- 「実は皆さん、ここで“順番”を間違えています」
- 後半：実践ステップとワーク提示
- 「じゃあ、どうすればいいか？」
- 「今日のワークはこちら」
- ラスト：次回予告・つながり提示
- 「次回は、この続きを解説します」
- 「今日の内容で疑問があれば、LINEから聞いてください」
この構成に当てはめるだけでも、
“教える”ではなく“動かす”動画に変わっていきます。
■ 実際に私はこうして成果を出してきました
私自身、「教材のような動画講義」で失敗した経験があります。
初期の動画は、スライドも地味、トーンも平坦、
「説明は完璧」だけど「売れない講座」になっていたんです。
そこから構成を大きく変え、「共感」→「ズレ解消」→「行動」
この流れを意識して作り直したところ、
反応・成約率が2倍以上に改善されました。
■ あなたの講座、教材っぽくなっていませんか？
以下のチェックに1つでも当てはまる場合、見直しをおすすめします：
- 情報をたくさん詰め込んで満足している
- ワークや問いかけが入っていない
- 講師の個性が感じられない
- スライドが静止画のまま、動きが少ない
- 「分かりやすい」とは言われるが、売れない・続かない
■ 無料PDF＆動画講座で、正しい講座設計が学べます
ただいま、LINE登録者限定で
講座販売初心者向けの無料PDFをプレゼント中です。
📘 《無料PDF》「売れない講座を回避する！5つの落とし穴と解決の設計図」
→ あなたの動画講座が売れない原因と、改善のヒントがこの1冊に！
✅ 公式LINE登録はこちら
さらに、講座構成〜動画制作〜販売導線まで、
全体を体系的に学べる動画講座【ゼロから作る“売れる講座設計”】も販売中！
動画講座の詳細はこちらでチェック！
▽まとめ
- 教材と動画講座は「目的」がまったく違う
- 売れる講座は「共感」→「ズレ解消」→「行動」まで設計されている
- 自分の講座が「ただの教材」になっていないか、今こそ見直すべき
