『LP改善しなきゃ』と思ったら、まずここから─見落とされがちな“1画面目”の落とし穴
office-seisはじめに:
「LPからの申込が少ない…」
「とにかくコンバージョンが上がらない…」
そんなとき、多くの人が「LPの文章を見直そう」と考えます。
確かに文章は大事です。
でも、それ以上に致命的な問題があるとしたら──それは、**1画面目の“第一印象”**です。
本文を読まれる前に、“読むかどうか”が決まってしまう。
今回は、その落とし穴と改善のヒントをお伝えします。
1画面目の役割は「読む気にさせる」こと
LPの1画面目（ファーストビュー）は、
言うなれば「玄関先」です。
・見て3秒で「自分向けかどうか」
・さらに3秒で「読む価値があるかどうか」
この判断がされます。
逆に言えば、この時点で「違うな」と思われたら、どんなにいい内容が書いてあっても、読まれません。
LPの反応が悪いとき、真っ先に見直すべきなのは、「キャッチコピー」と「ビジュアル」「対象者明記」の3点です。
よくある落とし穴①：誰に向けてるかが分からない
よくあるのが、「誰のための講座か」が1画面目で分からないパターン。
たとえば──
❌「あなたの可能性を広げる新しい学びのカタチ」
→ キレイだけど、抽象的すぎる。
✅「副業で講座販売を始めたい元教員のあなたへ」
→ 誰に向けているかが明確。
人は、自分に関係あると思わない限り、読みません。
だからこそ、“自分のことだ”と気づかせる一言を最初に出す必要があります。
※人は、「自分のことだ！」と思わないと興味関心を示しません。
よくある落とし穴②：「これ何の話？」が伝わらない
LPを開いた瞬間、「講座の内容が何か」が曖昧だと、読み進めてもらえません。
❌「あなたの知識が誰かの役に立つ」
→ ふわっとしていて、商材やサービスのイメージがつかない。
✅「未経験からでもOK。売れる“教育系講座”の作り方を学べます」
→ 具体的に“どんな成果が得られるか”が伝わる。
ポイントは、**「講座の内容＋受けるメリット」**が一瞬で分かることです。
これはLP全体の中でも、特に最初の見出しに求められる要素です。
よくある落とし穴③：「今っぽくない」見た目
意外と見落とされがちなのが、LPの見た目の古さや野暮ったさです。
パワポで作ったようなデザイン、余白の少なさ、文字の詰め込み…
こうした印象だけで、読む前に「なんか微妙そう」と判断されてしまいます。
もちろん、見た目だけで売れるわけではありません。
でも、“第一印象で損をする”のは避けたいところ。
最近では、無料のLP作成ツールでも十分きれいなデザインが可能です。
「古さ」や「素人感」は、読まれる前に切り捨てられる要因になります。
まずは“伝わる入り口”を整える
ここまで見てきたように、LPの改善は「中身」ではなく「入口」からです。
・誰に向けているか
・何を提供しているのか
・読む価値があると伝わるか
・見た目で損をしていないか
この1画面目が整えば、それだけで読了率がグッと上がり、申込数にも直結します。
「反応が悪いから、中身を足そう」と思ったときほど、最初の“見せ方”に戻ってみてください。
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