やりたい講座のイメージはあるけど、形にできない…──講座設計を“動き出せる形”にするまでのステップ

「こんな講座を作りたい」という構想はあるのに、なかなか形にならない。
教材も動画も、なんとなくイメージはできてる。
でも、いざ作ろうとすると手が止まってしまう…。

これは、講座販売を志す人の中で**非常に多い“停滞ポイント”**のひとつです。

  • 「時間さえあれば、作れるのに…」
  • 「頭の中ではできてるけど、何から始めればいいか分からない」
  • 「作り始めてみたけど、途中で止まってしまった…」

その気持ち、よく分かります。
でも実は、この状態は「やる気」や「根気」の問題ではありません。
講座の設計が“動き出せる形”にまで分解されていないことが原因です。

この記事では、「講座を作りたいけど止まっている」人のために、
**“設計を実行レベルに落とし込むまでの具体的なステップ”**を紹介します。


■ 講座が形にならないのは「構想」と「構成」の間に“空白”があるから

講座が作れないと悩む人の多くは、
実は「何を教えたいか」「どんな人に届けたいか」はある程度明確になっています。

でも、そこから「何をどう作るか」の手順に落とし込めない。

ここで起きているのは、
「構想(ビジョン)」と「構成(設計図)」の間に“設計の空白”があるという状態です。

たとえるなら──
頭の中に“完成図のイメージ”はあるのに、それを描くための“設計図”がない建築家のようなもの。

つまり、アイデアを“作業可能な構造”に変えるステップが抜けているのです。


■ 動き出せる講座設計にする3ステップ

ではどうすれば、頭の中のイメージを“作り始められる形”に変えられるのか?

答えはシンプルで、
「分解して」「整理して」「小さく決める」ことです。

ここからは、具体的な3ステップで講座設計を形にしていきましょう。


【STEP1】「受講後、どうなっていてほしいか?」を1行で書き出す

最初にすべきことは、「何を教えるか」よりも、「どんな変化を届けたいか」を1行で言語化することです。

たとえば──

  • ✅「SNS初心者が“自分の商品を持つ準備”まで整う講座」
  • ✅「講座が1本も売れていない人が“初受講生を獲得するまでの流れ”を学べる講座」
  • ✅「副業したい主婦が“ゼロから講座を設計する力”をつけられる講座」

ここで大事なのは、「あれもこれも」ではなく、1つに絞ること。

複数の成果を詰め込もうとすると、設計も複雑化して進みません。
まずは**“1つの具体的な変化”に絞ることが、設計の起点になります。**


【STEP2】その変化にたどり着くまでの“4〜5ステップ”をざっくり書く

次に、そのゴールにたどり着くまでの道のりを「4〜5段階」に分けてみましょう。

たとえば、「講座販売で初受講生を獲得する」というゴールなら:

  1. ターゲットと悩みの明確化
  2. 無料特典とLINE導線の設計
  3. 講座の設計と価格決定
  4. ステップ配信とLP作成
  5. 販売・集客の導線設計

…というように、ざっくり「段階の流れ」を書いてみることで、“作るべきコンテンツの全体像”が見えてきます。

この段階では、完璧でなくてOKです。
“書き出す”ことが、次の動きを明確にします。


【STEP3】「最初に作る1ステップ分」を決めて、小さく動き出す

ステップを分けたら、次は**「一番最初の1ステップ」だけを作ることに集中**します。

ここで重要なのは、

  • 全部完成してから売るのではなく
  • まず1ステップ分を作って公開する or 試してみる

たとえば、STEP1が「ターゲットと悩みの明確化」なら、

  • スライド1枚だけ作ってみる
  • ワークシートをPDFで作ってみる
  • そのテーマで1回、動画を撮ってみる

こうやって「小さく1コンテンツ作る」だけで、講座づくりが一気に“現実の作業”に変わります。


■ 最初から完成させようとするから、止まる

多くの人が講座づくりで止まるのは、“完璧な形”をいきなり求めすぎるからです。

でも実際に売れている講座は、

  • 最初は1ステップだけで販売スタート
  • 受講者の反応を見ながら、2章・3章と順に作っていく
  • 必要があれば、あとから再撮影・改善していく

…というように、**「作りながら整える」スタイルで構築されています。

講座とは、教科書ではありません。
“動かしながら育てるコンテンツ”だと思えば、設計のハードルは一気に下がります。


■ 設計が“動く”と、全部が動き出す

講座づくりで最も大事なのは、
「一度でも、形にして動かす」という経験です。

最初の1ステップが動けば…

  • 受講生の反応が見えて
  • 自分の教え方のスタイルが見えて
  • 自然と次の設計も浮かんできて
  • 販売導線をつなげやすくなって

……と、一気に“止まっていたすべて”が動き始めます。


■ まとめ:「作れない」のではなく「動き出す構造になっていない」だけ

  • 「作れない」のではなく、「分解できていない」だけ
  • 最初にすべきは「ゴールを1行で言語化すること」
  • 変化までの流れを“ざっくり5ステップ”に分けて設計する
  • まずは1ステップ分だけ、作ってみる
  • 講座は“作ってから売る”のではなく、“売りながら作る”もの

もし今、あなたが「講座を作りたいけど止まっている」なら、
それは能力や行動力の問題ではありません。

“動き出せる形”にまで設計できていないだけです。

今日から、まずは「1ステップだけ作ってみる」。
それが、講座ビジネスの歯車を回す第一歩になります。

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