「その講座、本当に“売れる価格”になってる?」─ 価値と価格のズレをなくす価格設計の考え方
はじめに:「価格設定、正直よくわからない…」
「この内容なら、2万円くらい…?いや、安すぎる?高すぎる?」
「周りの講座が◯円だから、それに合わせとこうか…」
──そんなふうに、なんとなくで講座の価格を決めていませんか?
実は、価格は「内容の量」や「他人との比較」で決めるものではありません。
価格は、講座の価値を“どう伝えるか”と深く結びついています。
この記事では、「売れる価格設定」の考え方と、価格がズレてしまう落とし穴について整理していきます。
「価格」は、価値そのものではなく“価値の伝わり方”
講座が売れるかどうかを左右するのは、
**価格そのものではなく、“その価格で納得できる理由があるか”**です。
たとえば同じ「3万円の講座」でも──
- 「これで悩みが解決するなら、むしろ安い」と思ってもらえれば売れる
- 「内容は良さそうだけど、そこまでの金額は…」と思われれば売れない
つまり、「3万円=高い」ではなく、**伝え方次第で“安くも高くもなる”**のが価格です。
価格設定でよくある3つのズレ
1. 他人の価格に合わせてしまう
→「◯◯さんが2万円だから、自分もそれくらいで…」という決め方は、“他人のビジネスモデル”に自分を合わせてしまう危険があります。
自分の提供価値・導線・関係構築の設計が違えば、同じ価格でも売れるかどうかは変わります。
2. 内容量で決めてしまう
→「動画が10本あるから3万円」「PDFが20ページあるから2万円」
…という設定は、“スペック”を価値と錯覚している状態。
価値は「学習量」ではなく「悩みの解決度」に比例するものです。
3. 安くすれば売れると思っている
→価格を下げると、むしろ「安かろう悪かろう」と見なされることもあります。
“安さで勝負”するほど信頼設計が難しくなるという側面も。
価格と価値を一致させる3つの視点
1. 「誰に向けているか」が価格に直結する
→ ターゲットが明確で、その人の悩みと深く結びついた講座であれば、価格の納得感は高まります。
「誰にとっての価値か」を意識するだけで、価格の根拠が変わります。
2. 問題解決までの“道のり”を明示する
→ 講座を通じて「どんなステップを踏んで、どう変われるのか」を伝えると、価格の裏づけになります。
プロセスが可視化されると、人は納得しやすくなるのです。
3. 価値の“比較対象”を設計する
→「同じ結果を得ようと思ったら、◯◯円かかる」
「個別で学べばこれだけの手間とコストがかかる」
…というふうに、“他の手段と比べたら安い”と思わせる比較軸を入れるのも有効です。
私自身の事例と実感
私自身、これまでに動画講座(39,800円)やコンサル支援(88,000円〜)を販売する中で、
価格に対する反応は「伝え方」によってまったく違ってくることを実感しています。
- 価格だけ見れば高いと思われがちな内容でも…
その人にとって「悩みがピンポイントで解決される」と感じてもらえたとき
→ 納得して、むしろ「早く知りたかった」と言われることもあるんです。
まとめ:価格は“伝わる価値”の表現
- 価格設定に迷うのは、価値が曖昧だからではなく、“価値の伝え方”が曖昧だから
- 他人との比較ではなく、「誰に・どんな悩みを・どう解決するか」から考える
- 価格の納得感は、「言葉」と「構造」で設計できる
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