講座の集客に“無料相談”は必要か? ─ メリット・デメリットと使いどころの判断軸
「無料相談って、本当に必要なのかな?」と迷っている人へ
「LINE登録は増えてるのに、申込にはつながらない…」
「無料相談を挟んだ方がいいのか、それともLPに誘導するだけでいいのか…」
講座の集客導線を考えるとき、**「無料相談を入れるべきか問題」**に悩む人は多いです。
結論から言うと、
講座の「価格」と「対象ユーザー」によって、最適解は変わります。
この記事では、無料相談のメリット・デメリットを整理しながら、
自分の講座にとって「使うべきか」「使わなくていいか」の判断軸を提示します。
無料相談の“3つのメリット”
1. 購入への心理的ハードルを下げられる
特に高額商品(3万円以上)や、初めての講座販売の場合、
「いきなり買うのは不安…」というユーザーは多いです。
無料相談を挟むことで、
- 講師の人柄が見える
- 受講後の流れを直接聞ける
- 不安が軽減される
といった効果があり、購入率が上がるケースがあります。
2. 相性の良い受講生を選べる
実際に話してみて「この人は本気度が高そう」「丁寧に学んでくれそう」といった判断ができるため、
講座運営上のトラブル防止にもつながります。
講師1人で回すビジネスにおいては、特に重要な視点です。
3. 成約率の高い“濃い見込み客”だけに対応できる
LINE登録者が100人いたとしても、本気で検討しているのはそのうちの数人。
無料相談というフィルターを設けることで、本気度の高いユーザーだけに絞ることができます。
無料相談の“2つのデメリット”
1. 時間がかかる・疲れる
1件30分だとしても、月に10件あれば5時間。
キャンセルや当日無断なども含めると、想像以上に負担がかかります。
仕組み化や自動化を志向している人には大きな壁になります。
2. 「無料で何か得ようとする人」が来る可能性もある
無料で学ぼうとする意識の人ばかり集まってしまうと、
その後の「購入率」は意外と低い…というのも事実です。
無料相談を使うかどうかの判断軸
判断軸 | YESなら「無料相談」推奨 |
---|---|
講座価格 | 3万円以上 |
講師とユーザーの相性が重要 | YES(個別対応が前提) |
購入のハードルが高い商品 | YES(長期講座・サポート付など) |
申込数より質を重視したい | YES(選別したい) |
販売実績がまだ少ない | YES(信頼構築のため) |
逆に、「月額制でライトな内容」「情報教材として完結」などの場合は、
無料相談は必須ではありません。むしろ、直接LPで売った方が効率的です。
私自身の活用方法(実例)
私は現在、動画講座(39,800円)と、その上位商品として
教材テンプレ+導入サポート(88,000円〜)を用意していますが、
- フロント商品(動画講座)→ LP誘導&LINE配信で自動販売
- バックエンド(導入支援)→ 無料相談を挟んで案内
というふうに使い分けています。
特にバックエンド商品については、誰にでも無料相談を開放しているわけではなく、
LINE登録→ステップ配信を経た人の中で、
「もっと踏み込みたい方」にだけ案内しています。
※HP等に商品を掲載していれば、それを見て無料相談にいきなり申込んだり購入したりする人も一定数はいます。
まとめ
- 無料相談は、信頼構築・購入ハードルの軽減には効果的
- ただし、工数がかかり、意識の低いユーザーも集まりがち
- 「講座の価格」「対象の温度感」に応じて使い分けるのがベスト
LINE登録で特典PDFを配布中!
現在、LINE登録された方には
【無料特典PDF】『ゼロから作る売れる講座の設計図』
をプレゼントしています。
この特典では、講座設計・導線設計・LP構成のすべてを、
ゼロから作ったリアル記録をもとに解説しています。
講座販売の構造を知りたい方へ
私自身が“売れる講座設計”をどう作ったかをリアルに収録した動画講座があります。
ゼロから作る“売れる講座設計”
〜講座を作っただけじゃ、売れません?〜
→ 教材・LP・LINE・広告で組み立てる、“売れる仕組み”の作り方
- 教材構成の考え方
- LINEステップのテンプレ
- LP改善と広告の数値実例
▶ 詳細はこちら