「講座のLP、何を書けばいいか分からない…」という人が最初にやるべきこと ─ LPは“セールス”ではなく、“共感と構造”が9割

「書くことがない…」は誰もが通る悩み

「LP(ランディングページ)って何を書けばいいの?」
「内容が多すぎて整理できない…」
「“売り込み感”を出したくない…」

講座づくりを始めた人の多くが、この壁にぶつかります。
かつての私もそうでした。

でも、何本もLPを構成し、実際に売れるパターンとそうでないものを比較してきた今ならはっきり言えます。

LPは、“商品紹介”ではなく、
「共感」と「構造」でできている。

今回はその本質と、最初にやるべき具体的ステップをお伝えします。


LPが“売れないページ”になる典型パターン

「サービス内容をとにかく全部書く」
「機能・メリットを並べておしまい」
「スクール概要を箇条書きで紹介」

――これ、全部NGではありません。
ただ、それだけでは**「自分に関係ある」と思ってもらえない**のです。

例えるなら、「見ず知らずの人が突然セールスしてきた」ような印象に。

伝える順番と、言葉の設計が整っていないと、
どれだけ良い商品も“知らない誰かの話”で終わってしまいます。


STEP1:まず「自分の体験」から逆算してみる(悩みを探る)

どんな悩みを抱えていた時期があったか?」
「その時、どんな言葉が刺さったか?
「買う直前に、どんな不安が残っていたか?

この“買い手目線”の原体験を思い出すことから始めましょう。
見込み客の多くは、昔の自分です。

あなた自身が悩んでいた頃の気持ちを丁寧に拾うことで、
自然と「共感される導入」が見えてきます。


STEP2:要素を並べるのではなく、ストーリーで構成する

売れるLPには、“流れ”があります。

  1. 共感の導入(悩み・あるある)
  2. 問題の核心(本質的なつまづきポイント)
  3. 解決の提示(自分が経験した変化)
  4. サービス紹介(具体的な中身)
  5. 申し込み後の未来(得られるもの)

「なぜこの講座が必要なのか」が、“物語”として自然に伝わる構成があれば、
読み手の納得度は段違いに上がります。


STEP3:「この人から学びたい」理由をつくる

同じようなサービスが多い時代、
最終的に申込を左右するのは「誰から学ぶか」です。

自分の実績や経験をただ並べるのではなく、

  • なぜこの講座を始めたのか
  • 過去にどんな悩みを乗り越えたのか
  • どんな人を応援したいのか

こういった“ストーリーと姿勢”を言葉で伝えることが、
「この人なら信頼できそう」という印象につながります。


私からのメッセージ

私自身、過去に公務員講座を販売しながら、
同時に「講座販売そのもの」を学び直す場面が何度もありました。

教材の質だけでは売れない。
SNSの発信だけでも売れない。

それをつなぐ「共感」と「構造」こそが、
講座の価値を正しく届ける鍵になるのだと、実感しています。


まとめ:LPは“営業ツール”ではなく、“共感装置”

  • 講座内容を全部書くのではなく、「順番」と「温度感」を設計する
  • 昔の自分を想定し、共感と信頼で心を動かす
  • ストーリーで構成することで、“申込されるLP”になる

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