やりたい講座のイメージはあるけど、形にできない… ─ 講座設計を“動き出せる形”にするまでのステップ
はじめに:「講座、作りたい。でも動けない…」
「なんとなくやりたい内容はある」
「伝えたいことも、サポートしたい相手も、ぼんやりはしている」
でも、いざ形にしようとすると手が止まる。
これは、講座づくりに取り組む多くの人が最初にぶつかる壁です。
でも、それは“やる気”や“根性”の問題ではありません。
この記事では、アイデアを“構造”に変えて、最初の一歩を踏み出す方法をお伝えします。
なぜ、形にできないのか?
理由はとてもシンプルで、
「講座」という言葉が、漠然としすぎているから。
- どれくらいの期間のもの?
- 何を教える?どんな順番で?
- どんな人が対象?今どんな状況にいる人?
──これらが曖昧だと、「何から決めたらいいか分からない」状態になります。
講座設計を進める“3ステップ”
ステップ①:ターゲットは「今の自分の2〜3年前の人」
いきなり「理想のペルソナ」を描こうとすると迷います。※ペルソナ=理想の顧客像
それよりも、自分が以前悩んでいたときのことを思い出してみましょう。
- どんなことで困っていたか?
- どんな情報に救われたか?
- どんな支えがあったら嬉しかったか?
その記憶から、最初のターゲット像を描きます。
“かつての自分”を助ける講座、という視点なら自然に進みやすくなります。
ステップ②:「変化のゴール」を1つだけ決める
講座設計でつまずく人の多くは、「全部を教えよう」としてしまいます。
でも、受講者が求めているのは“知識の全体像”よりも、
「これができるようになった!」という明確な成果です。
たとえば…
- 「ブログの基本構造が理解できた」
- 「LINE登録導線を作ることができた」
- 「初めて広告を出すところまでいけた」
このような**“行動できるようになるゴール”を1つだけ**決めてみましょう。
ステップ③:「ビフォー・アフター」で流れを描く
最後に、“その人がどう変化していくか”を時系列で描いてみます。
- 【Before】申し込む前の状態(悩み・不安・やり方が分からない)
- 【プロセス】どんなサポート・教材・段階で進めていくか
- 【After】受講後に得られる状態(理解・自信・初成果)
この流れが描ければ、講座は“設計図のあるプロジェクト”になります。
私自身の経験から
私自身も、公務員講座や講座販売支援ビジネスを始めたとき、
最初は「教えたいことは山ほどある。でも、何から組めばいいのか分からない」状態でした。
そこから、「誰に、何を、どんな変化まで」を言語化していくことで、
ようやく設計として形になっていったのです。
まとめ:「講座づくり」は、情報の整理ではなく、“変化の設計”
- ターゲットは「過去の自分」
- ゴールは「変化が実感できる成果」に絞る
- 講座の中身は「Before → After」の流れで組む
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