「この人の講座、高くない？」と思われる前に──“価格の納得感”を作る伝え方と順番
office-seisはじめに：
講座の価格を決めたとき、こんな不安を感じたことはありませんか？
- 「高いって思われないかな…」
- 「この値段でも納得してもらえるかな…」
- 「無料の情報が多い中で、有料って敬遠されるんじゃ…」
実際、どれだけ中身に自信があっても、“価格の伝え方”を間違えると、「え、高っ」と思われてスルーされることはよくあります。
でもそれは、価格が高すぎるのではなく──納得感が作れていないだけなんです。
この記事では、「この人の講座、高くない？」と思われる前に、価格の納得感を生む伝え方と順番について具体的に解説します。
価格は“価値の伝え方”で変わる
そもそも、価格というのは絶対的なものではありません。
同じ39,800円でも、
- 「めちゃくちゃ安い！」と思う人もいれば、
- 「高すぎるでしょ…」と感じる人もいます。
この差を生んでいるのは、**金額そのものではなく、“納得できる理由があるかどうか”**です。
たとえば、以下のようなことを言われると、人は自然と納得しやすくなります：
- 「他では聞けない○○が学べます」
- 「この講座を受けることで、○○ができるようになります」
- 「実際に○○を達成した受講生が多数います」
つまり、価格を提示する前に、“なぜこの講座がその価値を持つのか”をしっかり伝える設計が必要なのです。
「高く感じさせない」ための伝え方の順番
では、どうすれば「高くない」と思ってもらえるのか？
その鍵は、「伝える順番」にあります。
以下のような流れが、価格に対する納得感を高める王道パターンです：
① 相手の悩みに共感する
→「あなたもこういう悩みを感じていませんか？」と共感の姿勢を示す。
② ゴールを提示する
→「この講座を受けることで、こういう未来が手に入ります」と伝える。
③ 講座の設計・中身を解説する
→どんなステップで、どんな変化が起きるかを明確にする。
④ 成果や実績を提示する
→過去の事例や実績、受講者の声があるとなお良い。
⑤ 価格を提示する
この順番で伝えることで、読み手は「この内容なら、それくらいするよね」と自然と納得してくれるようになります。
逆に、いきなり価格だけ提示すると、「高い or 安い」だけのジャッジになってしまい、内容が見られないまま離脱されがちです。
“比較”される前に、“納得”を先に作っておく
価格に関してよくあるのが、「他の講座と比べられるのが怖い…」という不安です。
ですが、比較される理由の多くは、あなたの講座の価値が伝わっていないからです。
たとえば…
- なぜこの価格なのか？
- 他の講座とどう違うのか？
- なぜ今、受けるべきなのか？
こうした理由づけが明確であれば、比較の前に「納得」が生まれます。
納得感があると、人は“価格よりも価値”を見てくれるようになるのです。
「安くしないと売れない」は誤解
「ちょっと高いかも」と思って、つい価格を下げたくなる気持ちも分かります。
でも、価格を下げれば売れるわけではありません。
むしろ、「安すぎる講座」は、
- 「なんか怪しいな…」
- 「ちゃんと教えてもらえるのかな…」
- 「クオリティ低そう…」
と、逆に信頼を失う要因になることも。
価格＝信頼の指標でもある、という視点を持っておくことが大切です。
大事なのは、価格に“見合った理由”をセットで伝えることなんです。
まとめ：価格は「数字」ではなく「納得」で決まる
「高いかどうか」は、受け手の感じ方によって決まります。
そしてその感じ方は、「どれだけ納得できたか」によって大きく変わります。
つまり、価格に自信が持てないときほど、
「どう伝えるか」「どの順番で伝えるか」を設計することが何より重要です。
内容に自信があるなら、価格にも自信を持てるように、伝え方を整える。
それが、講座販売を安定して続けるための第一歩です。
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