とりあえず始めてみた、では売れない？講座販売で“最初にやるべきこと”とは
office-seis「とりあえず講座を作ってみたけど、全然売れない…」
「LPも書いたし、SNSでも告知したのに、反応がない…」
講座販売を始めたばかりの方から、こうした相談を受けることがあります。
その気持ち、とてもよく分かります。
でも、結論から言うと──
「とりあえずやってみる」で成功するのは、ごくわずかです。
運やセンスに頼らない限り、講座販売で成果を出すには、
最初にやるべき“準備と設計”があります。
それを抜きにしたまま始めても、売れないのは“構造的に当然”なんです。
今回は、講座販売をこれから始める方に向けて、
「とりあえずやってみた」が失敗しやすい理由と、最初にやるべき設計の中身をお伝えしていきます。
■ なぜ「とりあえずやってみる」では売れないのか？
① 相手が誰か分からないまま講座を作ってしまう
「教えたいことがある」
「得意分野を講座にしたい」
その気持ちはとても大切です。
でも、“自分がやりたいこと”だけで講座を組むと、次のような落とし穴にはまります。
- 誰のための講座か分からない
- 受け手がどこで悩んでいるかがズレている
- 伝えたいことはあるが、刺さらない
講座販売で最も重要なのは、**「相手目線の設計」**です。
それがないまま動き出すと、すべてが“自己完結型”になってしまい、反応が取れません。
② 導線が整っていない
「LPを作って、SNSでリンクを貼った」
「ブログで講座紹介をした」
よくある動き方ですが──
この時点で“売れる導線”になっている人は、ほぼいません。
なぜなら、本来はこういう流れが必要だからです：
- 見込み客が“悩みや課題”を感じて検索 or SNSで出会う
- 無料PDFや動画などで“価値ある情報”を受け取り、納得してLINE登録
- LINE配信で信頼や学びを積み上げて「もっと学びたい」と思ってもらう
- 初めて、講座の案内をする
この**「信頼と期待を積み上げる流れ」**がないまま講座を見せても、買ってもらえる確率は低いのです。
③ “売るための準備”が足りていない
売れる講座は、裏側で徹底的に準備されています。
- 講座の価値を明確に言語化
- 相手の悩みに対応した訴求構成
- 販売に向けたステップ配信やLP設計
- 特典や限定性の活用
こうした要素がそろって初めて、「売れる準備が整った」と言えます。
「とりあえずやってみる」には、これらの仕組みがありません。
■ 最初にやるべき“3つの準備”
では、売れる講座販売を実現するために、最初にやるべきことは何か？
3つのステップで紹介します。
①「ターゲット」と「悩み」を明確にする
売れる講座は、“特定の誰か”の悩みをピンポイントで解決するものです。
- 誰に向けた講座か？
- その人は、どんな言葉で悩みを表現しているか？
- その悩みの“本質的な原因”は？
ここを深く掘り下げることで、
講座の内容・タイトル・紹介文・無料特典すべてが“刺さる”形になります。
②「全体の導線」を設計してから動き出す
売れる講座の裏には、「申し込みまでの導線」があります。
- 無料特典でLINE登録
- LINEステップで価値提供と信頼獲得
- 最終日に講座紹介（＋特典・期限の活用）
この流れを**“講座を作る前”に考えることが鍵**です。
講座づくりは、「この導線の最後で何を案内するか」を決めてから始めるのが成功への近道です。
③「売るための仕組み」を作りながら講座をつくる
多くの人が、「講座をつくってから売り方を考える」という順番で進めます。
でも、これは逆です。
- 誰に
- どんな導線で
- どうやって販売するか
これらを考えながら講座を作ることで、「売れる設計」になります。
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- 講座をつくる前に「誰に何を届けるか」をどうやって決めたか
- 無料PDF・LINE配信・LPの構成をどうやって設計したか
- 販売までの導線をどう整えたか
- そして、実際にどうやって申込が生まれたか
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■ まとめ
- 「とりあえずやってみる」だけでは、構造的に売れにくい
- 最初に必要なのは「ターゲット設定」「導線設計」「販売準備」
- 売れる人は、講座制作前に販売までの全体設計を終えている
- 設計がないまま作ると、反応が取れずに迷走する
- 「どう設計すればいいか分からない…」という人は、設計の全体像を学ぶところから始めると効果的
