「講座を作るのが先」だと売れない理由 ─ 先に“マーケット”を見た人が勝つ
office-seisはじめに：「講座づくり」から始めていませんか？
「講座を売りたい」と思ったとき、多くの人が最初にやるのが「内容づくり」や「スライド作成」「動画撮影」など。
たしかに、商品（＝講座）がなければ売れません。
でも──先に作ると、ほとんどの場合“売れない講座”になります。
理由はシンプル。
相手のニーズを知らない状態で作るから、ズレるのです。
講座販売で最初にやるべきことは「マーケットを見ること」
マーケットとは、ざっくり言えば「お客さんの悩み・関心・行動」のこと。
つまり、
- どんな人が
- どんな悩みを持っていて
- 何にお金を払っているか
これを知らずに講座を作るのは、「どこで売るか決めてないのに店を建てる」のと同じ。
先に“講座”を作ってしまうと起こること
- ニーズとズレる：相手が必要としていない講座になる
- 届け先が決まっていない：誰に届けたいかが曖昧
- 売れない原因がわからない：自分で改善できなくなる
こうなると、せっかく時間をかけて作ったのに、何の反応も得られない…という、最も悲しい結果に。
マーケットを見る＝「反応がある領域を探す」こと
マーケットを見るとは、「何が求められているか」にアンテナを立てることです。
具体的には：
- ブログ記事やSNS投稿に対する反応を観察
- LINE登録時のアンケートや個別メッセージからニーズを拾う
- 他の成功している講座が、どんな切り口で届けているかを調査する
こうした情報が、“講座設計の種”になります。
まずは“テスト販売できる形”にしてから考える
講座の完成を待っていたら、いつまでたっても売れません。
大事なのは、マーケットの反応を見ながら“売れる形”にしていくこと。
- スライド1枚でもPDF1枚でもいい
- 無料相談でも、ステップ配信でもいい
とにかく、「反応を見ながら修正できる状態」＝マーケットと対話できる形にする。
それが、売れる講座になる最短ルートです。
私の実体験から
私自身も、「まず講座を完成させてから売ろう」として苦戦したことが何度もあります。
でも、そこから「マーケットを見る」ことを重視し始めてから、結果は大きく変わりました。
・LINE登録者の反応から構成を修正
・個別相談で出た悩みをベースに講座の切り口を変更
・広告のクリック率を見ながらタイトルを改善
すべて“売る前”の動きによって、講座そのものの中身がブラッシュアップされていきました。
まとめ：講座づくりは“反応をもとに設計する”もの
- 講座販売の出発点は「完成品」ではなく「マーケット」
- 最初は未完成でも、反応を見て改善できる形で出す
- 「作る前に売る」くらいの視点が、実はちょうどいい
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