教材づくりでやりがちな3つの落とし穴 ─ スライドと動画を作ったのに、なぜ響かない?
はじめに:「伝えたいこと」はある。でも「伝わらない」
教材スライドを丁寧に作り、
収録動画も時間をかけて準備したのに――
なぜか反応が薄い。伝わっている気がしない。
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、多くの講師がハマる“教材づくりの罠”です。
しかも、その原因は**スキル不足ではなく「視点のズレ」**にあります。
この記事では、私自身の失敗談も交えながら、
教材づくりでありがちな3つの落とし穴を紹介します。
1. 解説が中心になりすぎている
教えたい内容=すべて解説する、ではない
「正確に伝えること」にこだわるあまり、
スライドも話す内容も「解説」だらけになっていませんか?
でも、学ぶ側にとって大事なのは、
“分かったつもり”ではなく、“できるようになる”こと。
つまり、知識の整理や理解よりも、「行動の変化」を起こす教材であるかが大切です。
✅ 気づきポイント:
あなたの教材は「知識の提供」だけで終わっていませんか?
行動の“促し”まで設計されていますか?
2. スライドが多すぎる/堅すぎる
情報量が増えるほど、理解は進まなくなる
「情報をしっかり届けたい」という気持ちから、
スライドの枚数が増え、1枚あたりの情報もどんどん濃くなる――
これはありがちな失敗です。
情報量が多いと、一見“丁寧”に見えますが、
受講者の集中力は逆に落ちてしまうのが現実。
特にオンライン講座では、テンポ感や視覚的な余白も非常に重要です。
✅ 気づきポイント:
1スライド1メッセージになっていますか?
「分かりやすさ」より「全部伝えること」になっていませんか?
3. ゴールが曖昧な構成になっている
「この講座を終えたら何ができるようになるか」が伝わらない
教材は、単なる知識の羅列ではなく、
**「ゴールに向けて導く設計図」**であるべきです。
ところが実際には、
- テーマが並列に並んでいるだけ
- 内容は濃いけど、何を習得したか分からない
という講座は少なくありません。
学習者は、「学ぶ理由」と「先の見通し」があることで、はじめて前向きに学べます。
✅ 気づきポイント:
あなたの教材は「どこに連れていくか」が明確に設計されていますか?
ゴールから逆算した構成になっていますか?
まとめ:教材づくりは「構成」×「視点」で差がつく
- 「伝えたいこと」だけでなく、「どう伝わるか」まで考える
- 解説型から、“行動変容型”の教材へ
- 情報量より「受講者の変化」をゴールにする設計へ
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