愛する「高知ユナイテッドSC」~J昇格が見えた今だからこそ愛ある提言!J昇格ではなくJ定着を目指し、集客UPとスポンサー獲得に工夫を!~

少し遅くなりましたが、高知ユナイテッドSC、J3ライセンス交付決定、おめでとうございます!
いや~!本当によかったです!!昨年の経験をバネに、見事に交付されました。経営陣の努力には、本当に頭が下がります。ファンとして感謝しています!
また肝心のJ3昇格への条件達成ですが、以前、高知ユナイテッドについて書かせてもらった記事には観客動員条件がクリアできるかどうか…?と少し不安を持っていると書きましたが、高知ユナイテッドに関わる皆さんの努力の成果で、見事クリアできそうですね!!(逆に、ここにきて成績面が気になってきましたね…入れ替え戦に回るのはできるだけ避けたい…。)

高知で1万人を超える観客が集まったのは、ちょっと予想外でした…それだけ県民にJ昇格への機運や勢いが伝わったのだと思います。
高知にトータルで10年近く住んでいた私からすると、本当に高知で1万人を動員したことの凄さに感動しています…ここまで来るのに、関係者の方々はむちゃくちゃな努力をされてきたんだと思います。
フットボールよりも野球熱が高い土地柄ですし、高知みたいな田舎にプロチームなんて無理だろ…そういった批判的な意見が多い中で紆余曲折ありながら、ここまで持ってきた関係者の方々のパワーと行動力はすさまじいと思います。

ただ、「J昇格」が現実的になっている今だからこそ、毎度申し訳ありませんが、愛ある提言をしておきたいです。
J昇格後の「J定着」のために!

終盤に向けての現場や経営が一体となって集客活動に取り組んでいることは素晴らしいですし、昇格が見えてきたからこそ、県や市も本気になってくれたのでしょう。そのおかげか、メディアもユナイテッド関連の報道を数多く取り上げるようになりました。

しかし!シーズン開始当初は試合どころか、試合のない日にスポットでもニュースに出てきませんでした。
メディアへのアプローチはどうなっていたのでしょうか?
昨年の天皇杯での快進撃があったのに、このような状況からスタートしたのは残念で仕方ありません…。
来シーズンは、そのようなことが無いようにしてもらいたいですね。

また、ホームスタジアムが決して交通の便が良いとは言えない場所にあるため、シャトルバスの運行は公共交通機関と交渉し使えるようにした方がいいでしょう。結果として、公共交通機関にお金を落とすことにもつながるわけですから、お互いにとってメリットのある交渉にできるはずです。

JFLで観客動員に苦戦しながらなんとかJ昇格を決めたクラブは、ほぼ例外なくJ参入後も観客動員で苦戦しています。そうなれば、間違いなく資金難となり戦力が弱体化して、降格の危機が待っています…。1年でJFLに逆戻り…なんてことになれば、そこからの立て直しは容易ではありません

私は高知の大ファンだからこそ、一度ついた灯を消さないためにも声を大にして言いたい。

Jリーグ昇格はゴールではなく、通過点であると!

経営陣はもちろん、選手やサポータも、これを肝に銘じていてほしい。
だからこそ、今もこれからも集客UPのための努力をし続けてほしいです!

集客だけではなく、資金面を考えれば、もちろんスポンサー探しも大事になってきます。

従来の広告枠を買ってもらい、企業名を露出して知名度アップということのみを案内したところで、企業にとっては実利が感じにくいのが正直なところなので、「応援してほしい!」という気持ちだけで、スポンサー探しをしても厳しいと思います。特に、高知という交通の便も悪く大企業も少ない土地柄では、なおさら工夫がいります。

私は、高知ユナイテッドSCというスポーツクラブをハブにした四国全体の一大経済圏を構築するようなスポンサーシップ、パートナーシップを考えてみるのがいいのでは?と考えています。
パートナーシップを結んでいただいた企業同士のみが参加できるコミュニティみたいなものを作って、企業の課題や悩みを、そのコミュニティ参加企業の中からマッチングさせて解決していく。もし、現在のパートナーシップ企業の中に、該当する悩みを解決できる企業がない際は、あらたなスポンサーに営業をかけに行きますが、すでにマッチングさせてもらいたい企業がある状態でスポンサーのお願いに行けるので、実利を感じてもらいやすいので、営業もやりやすくなるのでは?と考えています。
このような形であれば、企業にとってもメリットが感じられやすいため、「応援する」という気持ちだけではなく、投資のような形でリターンが見えるので、スポンサードしてもらえるはずです。
これを四国全体で募れば、スポンサードしてもらいながら、企業同士の課題解決に高知ユナイテッドを中心に貢献していく…このようなメリットがあるスポンサー提携の形などを考えてみるのもいいかもしれませんね!

もし、機会があれば、私もこのようなアイディアを携えて何らかの形でお力添えができる日がくれば嬉しいですね!
それまで、引き続き、遠くの地からですが応援し続けます。
絶対Jリーグに昇格しましょう!!

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